きらきらチャレン人
【リラクゼーションスペース dix trois(ディストロワ)】 三森美佐子さん
~移住の地で新たなチャレンジ!~
2016/08/09
今回、紹介する『チャレン人』は、今年5月にご自宅で「リラクゼーションスペース dix trois(ディストロワ)」をオープンした 三森美佐子さんです。
母として、妻として、また、一人の女性として、新たな環境での挑戦が始まりました。
遂に見つけた自分の道
三森さんは、茨城の高校を卒業後、横浜のブライダル系の専門学校に進学をしたそうです。
その学校では、生徒達が本物の結婚式をプロデュースしており、美佐子さんは新婦のメイクアップを担当していたそうです。
その役目の使命とは、一生に一度の特別な日に、花嫁を美しく輝かせること。
しかし、そこで目にしたのは、仕事と結婚式の準備や打ち合わせで忙しく、疲れてヘトヘトの新婦たちの姿だったそうです。
メイクをすることで外から綺麗にすることは出来ますが、美佐子さんには
「本当の美しさというのは内面からではないのか・・・」
という気持ちが芽生えるようになり、そういった事に携われる仕事を探すようになったそうです。
しかし、当時は“コレ”というものに出合えず、ブライダル関連のドレスサロンに入社をしました。
その後、運命の出合いは突然やってきたそうです。
本屋でふと目に留まったアロマの本を読んでみたところ、「自分が探していたものはコレだ!!」と感じたのだとか。
アロマがもたらす効果は、美佐子さんの「美しさの前に、“心の健康”こそ一番大切」という考えとも関連が深く、働きながらアロマのスクールに通い、資格を取ったことを機にリラクゼーション業界に転職をしたそうです。
人生を変えた田舎暮らし
結婚を機に那須塩原市へ
ご主人も栃木県出身ではなく、大学院卒業後に大田原市の会社に就職をしたそうです。
お二人が出会った時には既にご主人は大田原市で働いており、美佐子さんは結婚を機に栃木県へ。
そして、二人で那須塩原市(西那須野地区)のマンションで暮らし始めたそうです。
その後、可愛い女の子にも恵まれ、漠然と「いつかは家を建てるんだろうな」という想いはあったそうです。
そんな中、マンション前の道路が大きな国道になるということを聞き、子供にとって危ない環境になるということや、子供が学校に上がる前に定住先を決めた方が良いと考え、今から2年ほど前に家を建てようと決心をしたのだとか。
“便利さ”よりも“自然環境”を重視
二人の理想の家を建てるため選んだのは、まさに那須高原の入り口と言える大自然の中でした。
美佐子さんがリラクゼーションサロンを始める予定ということと、ご主人もカフェをオープンしたいという夢があったため、自然が多くて近くに家がない場所を選んだそうです。
窓から見える四季折々の景色は、「天然の額縁」に♪
しかし、そういった場所は交通の便が悪いという条件が付きもの。
周りからの「駅に近い場所の方が便利だ」という意見や、将来の子供の通学を考えると迷う気持ちもあったそうです。
しかし、長い目で考えると、子供が学校に通うのは一生ではなく、「その期間だけ頑張ればいいじゃないか!」と割り切り、“便利さ”よりも“自然環境”を重視したそうです。
自分に起こった嬉しい変化
この地に住むようになり、美佐子さんには様々な変化が起き始めているそうです。
まず、それに気付いたのはご主人でした。
三森さんは、ご主人から「東京にいた時と比べて、顔つきが穏やかになったね」と言われるそうです。
ご自身で振り返っても、都会での生活は様々な苦労が多く、「顔つきが鋭かったかもしれません」と語っていました。
更に、体調の面でも変化が現れたのだとか。
身体がとても健康的だと感じられ、一生治らないと思っていた便秘さえも治ってしまったそうです!!
特別なことをしたわけではなく、環境と生活自体が変わったせいではないかといいます。
東京で働いていた時は、仕事がとても忙しく、人を癒す仕事をしている自分自身がボロボロで、「これでいいのかな・・・?」とずっと思っていたのだとか。
子供がのびのび育てる最高の環境
澄んだ空気の中で、のびのびと遊べます♪
また、お子さんに対してかける言葉も変わったそうです。
マンションで暮らしていた時は、子供が大きな声や音を出す度に怒っていたそうですが、近くに家がないこの環境では、注意する必要がなくなり、何も言わなくなったのだとか。
そのお陰でお子さんも、のびのび育っていると感じているそうです。
車の影に怯えながらビルの合間を散歩する都会とは違い、普通に自然の中を散歩できることや、様々な体験ができる場所が沢山ある環境が本当に贅沢だと実感しているそうです。
夫婦で叶えた夢の家で、念願のサロン開業
今年5月、美佐子さんにとって理想的な環境の中で、念願だったサロンをオープンしました。
こちらのサロンでは、アロマオイルなどを使って疲れた心と体を癒してくれます。
サロンの「ディストロワ」という名前は、フランス語で数字の「10(ディス)」と「3(トロワ)」を組み合わせたもの。
ご主人のことを愛称で「ジュジュ」と呼んでいることから、その響きを取って数字の「10」、そして、美佐子さんの「み」から数字の「3」を取ったのだそうです。
そこには「二人で頑張ってこの家を建ててやってきた。そして、これからも…」という想いが込められているのだとか☆
美佐子さんは、家族との時間が大切にできる働き方を心がけているのだそうです。
アロマオイルを使ったトリートメントや17種類のハーブを煮出したスチームテントなどで、心も体もほぐしてくれます☆
ご主人の夢である週末カフェは、現在準備中!
大きなカウンターと、ご主人がこだわり抜いて選んだ外国製のオシャレなキッチン用品が揃っています。
木の温もりを感じながら、リラックスしたひと時を過ごせそうです。
アットホームな雰囲気に癒されます♪
むすびに
家族の幸せを守りつつ、自分らしい働き方で夢を叶える姿が、とても素敵に思えました。
自分の心と身体が健康であってこそ、本当の意味で人を癒やすことができるのかもしれませんね!
美佐子さんの始まったばかりのチャレンジ、応援したいと思います★
※2016年8月6日放送のRADIO BERRY『チャレンジing那須塩原』でご紹介しました。
チャレンジing那須塩原~一歩踏み出す人を応援するまち
「立ち向かうユウキ」「乗り越える強いココロ」「きり拓くチカラ」
僕らは、先人からフロンティア-DNAを受け継いでいる。
だからこそ、新しい世界に挑み、チャレンジする人を応援できるのである。