きらきらチャレン人
~同じように苦しむ人たちに伝えたい~
2016/11/15
今回ご紹介する『チャレン人』は「那須やぎ広場 がらがらどん」のオーナーの会津 レイ子さんです。
「がらがらどん」では、可愛いやぎを見る以外にも、やぎのミルクから作った乳製品を頂けた
り、石鹸を購入することができます。
那須やぎ広場 がらがらどん
「那須やぎ広場 がらがらどん」は那須塩原市箭坪(やつぼ)の大自然の中にあります。
澄んだ空気と美しい景色の中、カフェテラスではやぎミルクから作った様々な乳製品を頂くことができ、販売もしています。
カフェの後ろにはやぎの飼育場があり、13頭のヤギを飼育しています。
「がらがらどん」という名前は、20年前からレイ子さんが小学校で本の読み聞かせをしている中で、子供たちから大人気の『三匹のやぎのがらがらどん』という絵本から頂いたのだとか。
“やぎミルク”に救われた人生
レイ子さんが那須塩原市(旧黒磯)に移住してきたのは、25年前。
神奈川県に住んでいましたが、喘息を発症し、“空気が綺麗な場所”で暮らすためにやってきました。
しかし、那須高原の空気は綺麗だったものの、 “激しい寒暖の差”により風邪をこじらせ、喘息が悪化してしまったそうです。
そして、ある日、ひどい発作が起き、病院に運ばれるのが一歩遅ければ命を落としていたかもしれないほどの事態に。
それから5年間、レイ子さんは入退院を繰り返す生活を送ることになりました。
発作から5年後、レイ子さんのご主人が単身赴任で九州に転勤になったそうです。
5年間の勤務を経て那須塩原に帰ってくることが決まった頃、ご主人は九州でレイ子さんを直すための一筋の光を見つけました。
それは、“やぎミルク”。
やぎミルクは肺の機能を高めたり、人間の母乳に一番近くため免疫を高めたり、脂肪球が小さくて体に負担を与えず吸収されること。そして、栄養豊富で喘息に効くという情報を知ったのです。
ご主人は「やぎの飼育を始めたい!」とすぐさまレイ子さんに提案し、レイ子さんは驚きましたが、あのとき助かったオマケの人生だと思い「やってもいいよ!」と背中を押したのだそうです。
走り始めたご主人は、那須塩原に戻ったらすぐに始められるようにと「土地を探しておいてくれ」とレイ子さんに頼み、計画を進め、今から15年前にヤギの飼育を始めたそうです。
いざ始めてみると予想以上に大変で、レイ子さんは「こんなはずじゃなかった!」と思ったのだとか。
しかし、苦労こそしたものの、やぎミルクを摂り続けたレイ子さんは徐々に元気になっていったそうです。
レイ子さんは、「特にヨーグルトは本当に凄い!」とその感動を語ります。
やぎミルクで作ったヨーグルトは乳酸菌も豊富で、まず腸の環境がものすごく良くなったそうです。
健康の要である腸が元気になると、次第に体も元気になっていったのだとか。
そして、今ではすっかり体力もつき、レイ子さんは、15年前よりも今の方が元気に動けるのだといいます!
レイ子さんはそんなやぎミルクの素晴らしさをみなさんにも知って頂きたいと、カフェテラスをつくり、やぎミルク製品を提供しはじめたのだそうです。
やぎミルク石鹸
やぎミルクの効果は体内だけじゃない!
喘息が落ちついたのもつかの間、レイ子さんは次なるトラブルに襲われました。
なんと顔面にアトピーを患ってしまったのです。
症状はひどく、真っ赤にただれ、皮膚が剥けたといいます。
すると、ご主人がインターネットでやぎミルク石鹸がアトピーに効くという情報を見つけ、すぐに取り寄せたのだそうです。
「絶対にステロイドを使いたくなくなかった」というレイ子さんは、藁にもすがる想いで朝晩その石鹸を使用すると、4日目で効果が表れはじめ、なんと10日でほぼ元に戻ってしまったそうです。
それ以来、レイ子さんは化粧水や乳液を一切使わなくても乾燥しない肌になったのだとか。
さらに、髪や体も全身やぎミルク石鹸を使っているそうです。
同じく苦しむ人を助けたい!
やぎミルク石鹸の驚異の効果を自身の身を持って実感したレイ子さんは、やぎミルクを15%配合した石鹸をご自身で作り始めたそうです。
すると、一切宣伝をしてないのにも関わらず、口コミで瞬く間に広がっていったのだとか。
人気が出たことで保健所の知るところとなり、「おウチの手作りは、『石鹸』を名乗ってはいけない」という旨の注意を受けたのだそうです。
そこで、レイコさんは作ってくれる工房を探すことに。
しかし、相談した多くの工房では、「実際にミルクを15%入れる必要はない。少しだけミルクを入れて色を付ければいいのでは。」と言われたそうです。
レイ子さんは「実際に15%配合することは絶対に譲れません!」と、決して妥協をせず、探し続けました。
そして、やっと誠実に対応して下さる方を茨城県で見つけたのです。
ご自身も肌が弱く悩んでいたことから、資格を取って工房をつくり、認可を得たという方でした。
レイ子さんと同じように、自分も苦しんでいたからこそ、「同じく苦しむ人たちを助けたい」という想いで真剣に向き合って下さり、商品開発も共にして下さったそうです。
今ではバリエーションも増え、やぎミルク配合率が15%、30%、50%、そして、使い心地の違うプレーン、カモミール、ティーツリー、オリーブと種類も増えました。
中でも一番人気は50%配合の石鹸だといいます。
50%配合は100gで1900円。
石鹸で1900円は高いと感じる方もいるかもしれませんが、“手作り”で“無添加”の石鹸は4000~5000円するものも多いのが現実です。
さらに配合率にウソがなく、確かな効果が得られるクオリティーでこの値段は安いと言っても過言ではありません。
唯一、レイ子さんが石鹸を卸しているお店からは「もっと高くしてもいいのでは?」と言われるのだとか。
しかし、レイ子さんは、アトピーのお子さんをもつ親御さんたちなどが、必死の想いでこの石鹸を探し求めてくるのを見ていると、この値段を上げることは出来ないといいます。
遠方よりいらっしゃるリピーターの方も多く、その方たちから「アトピーが治った!」「乾燥肌が治った!」「ニキビが治った!」と、喜びの声を聞くのが本当に嬉しいそうです。
本物だからこそ
レイ子さんの石鹸には添加物が一切入っていないため、浴室に置きっぱなしにすると一晩で溶けてしまいます。
さらに、生乳を使っているため、消費期限は1年。
本物ゆえに、人間にとって都合の良いものではありません。
さらに、この石鹸が自然の産物だと最も感じさせられるのは、やぎミルク石鹸を作れるのは一年のうち半年だけということ。
やぎの妊娠・出産の時期にはミルクを採ることはできないため、11月頃が最後となります。
再び搾乳が開始されるのは5月となり、石鹸を作るのに2ヵ月間掛かるため、次回石鹸を買えるのは7月になってしまうのです。
レイ子さんは、「そういうモノだからこそ、みなさん大事に思ってくれて、“これじゃなくっちゃ!”と使って下さる人が増えてきているのかと思います。」と仰っていました。
むすびに
レイ子さんは、喘息で命を落としかけた当時、「60歳になったときには入退院の繰り返しで、一年の半分は病院にいるんだろうな・・・」と想像していたそうです。
しかし、実際に60代となった今、そんなことは頭の隅にもないといいます。
「妻の病気を直したい!」という一心に支えられたご主人の行動力により、15年前にヤギと出会い、今こんなにも元気になれたレイ子さん。
ここまで辿りつけたのはご主人のおかげだといいます。
そして、人生を救ってくれた“やぎ達”にも足を向けて眠れないほど感謝の想いでいっぱいなのだとか。
そんなレイ子さんの想いはただ一つ。
『同じように苦しむ人に少しでも良くなってほしい!』
ということ。
そのために一人でも多くの人に“やぎミルク”のパワーを伝えていきたいそうです!
現在、体や肌の不調でお悩みの方は、“やぎミルク”を試してみてはいかがでしょうか?
もしかしたら人生が変わるかもしれません・・・☆
※2016年11月12日放送のRADIO BERRY『チャレンジing那須塩原』でご紹介しました。
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